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2011年7月11日月曜日

Frieve Audioの使い方について 3

最近のPCはスペックがどんどん上がってきていますので、
それに合わせたFrieveAudioの設定を書いておきます。
44.1kHzの入力から96kHzを出力する場合に最適です。


この記事は、このブログの過去の記事↓
Frieve Audioの使い方について
Frieve Audioの使い方について 2
にあるような設定になっていることを前提にして、
そこから更に音を良くするための設定を紹介しています。

まずは重たい設定にしても音飛びを起こしにくくするための、バッファの設定です。
FrieveAudioを起動し、環境の設定から「フィルタ」タブを選び、バッファの項目を1000にします。


さらに「リサンプリング(1)」タブからアップサンプリングの周波数を1411200に設定します。




以上2つの設定をしたら一旦Frieve Audioを終了します。






次にFrieveAudioのインストールフォルダを開き、そこにある「setting.ini」のバックアップを取ってからそれをテキストエディタで開きます。


nITapsという項目を探して、


nITaps=4194303 とします。


上書き保存をしてテキストエディタを閉じれば設定は完了です。








しかしいくらか問題があります。
一つはやや不安定になる点、もう一つはFrieveAudioを起動してから環境の設定を開くと
setting.iniで設定したデータがnITaps=1023で上書きされてしまうことです。

この設定をする場合には、「環境の設定」を開かないようにして使わないといけませんね。

2010年12月27日月曜日

安価なオーディオ用測定機材の紹介

FrieveAudioの自動音響補正機能を使う際に、
今までは ELECOM MS-STM55 という安物マイクを使っていたんですが、
ECM8000というコンデンサーマイクとMIC100というマイクアンプを組み合わせて使ってみたところ、
補正できる範囲が大きく広がりました。

 

いいですねえ、これは・・・
今までは濁っていた高音がはっきりと聞き取れるようになりました。


結果を貼っておきましょう。

Lチャンネル補正前


Lチャンネル補正後




Rチャンネル補正前


Rチャンネル補正後



どうでしょうか。
かなり良い感じに補正されていますよね。
どうぞ皆さんも、試してみて下さい。




2010年9月2日木曜日

Frieve Audioの使い方について 2

他のソフトにはないFrieve Audioの機能で、自動音響補正機能というものがあります。
これの仕組みを説明しますと、 録音されているデータとスピーカーから出てきた音とを比べて、 その差を消すようにイコライザで調整するものです。

つまり、この機能を使えば理論的には、完全にフラットな周波数特性の音を出すことができます。 (実際は、そこまでうまくいきませんが。)
ちなみにこの機能は、ASIOドライバ導入済みの環境でのみ使えます。
それではこの機能の解説に入ります。

用意するものは、全指向性(無指向性)のマイクです。 出来るだけ周波数特性がフラットな物を選んで下さい。

カラオケで使われているようなマイクは単一指向性のものですので、
 この補正機能を利用するのにはあまりよくありません。
それでも効果はありますけどね。 

まずは音響特性の測定です。

FrieveAudioのメニューから、

「環境」→「音響特性の測定」と進みます。 するとこのようなウィンドウが出てきます。

STEP1で、マイクの用意

STEP2で、スピーカー音量の調整

STEP3で、測定 をします。
 

マイクにもよりますが、普段聞いている音量よりも大きめの音で測定をした方がいい音になります。

STEP3は、デフォルトの設定では自動で終わるようになっています。

STEP4で、「周波数特性の保存」のボタンと、「マスターに反映」のボタンを押して下さい。

これを押さないと、測定をしただけで補正されません。
 

また、きちんと測定されていれば相対レベル、ディレイ、位相の項目に数値などが入りますが、
測定が終わってもそれらが入らない場合は、測定の失敗です。

スピーカーの音量を更に大きくして試して下さい。

右上の「入力レベル:」のところに-192.00など、キリのいい数字が出たまま変わらない場合は、
デバイスの設定が間違っていることが多いです。
設定を見直して下さい。
測定が終わったら、イコライザを有効にしてください。
音響補正はイコライザでされますので、イコライザがオフの場合は補正されていない音になります。

この補正が終われば、今まで聞いたことがある音とはひと味違う音が聞こえるはずです。 マイクを買わなければいけないのでお金はかかりますが、それなりのスピーカーを使っているのなら、 上位のスピーカーに買い換えるよりも安価に、高い効果が出せると思います。 是非試してみて下さい。

ちなみに、部屋の模様替えなどをしたら測定をし直して下さいね。 



次の記事
Frieve Audioの音響測定(機材について)

Frieve Audioの使い方について

今回は、高音質の音楽再生ソフト「Frieve Audio」の使い方を紹介します。

Frieve Audio

公式サイトの文面を借ります。

「Frieve Audio(フリーブオーディオ)は、リビングPCでの音楽再生用途などに最適なWav、MP3対応高音質オーディオファイルプレイヤーです。昨今のPC の有り余るCPUパワーをふんだんに利用することにより、これまでにない高音質再生を実現しています。Frieve AudioはフリーソフトウェアのFrieve Audio、上位バージョンであるシェアウェアのFrieve Audio M-Classからお選びいただけます。」






オススメは多機能なFrieve Audio M-Classの方ですが、シェアウェア(有料)となっています。

ただし、起動時に一度だけ出るダイアログの「OK」ボタンをクリックするだけで、無料で全ての機能が使えます。
(すみません、こんな紹介で。。)
気に入ったら料金を払って差し上げてくださいな。


何も設定をしていない状態でも他の再生ソフトと比べると一段といい音が出るのですが、
設定をすると、さらなる音質向上をすることができます。


Frieve Audioをインストールして、FrieveAudio.exeを起動したら、
設定に移ります。

タスクバーの設定(S)より、環境の設定(S)...を選択します。


まず、リサンプリングの設定をしましょう。

リサンプリングとは、感覚的に言いますと、
元々ある音声データを一度大きなサイズに引き延ばしてから小さなサイズに戻すことで、
音の解像度を高める方法です。

それでは設定です。


リサンプリング(1)のタブを選んで、アップサンプリングのところにチェックを入れ、
リストボックスから、192000を選択します。
ここで、アップサンプリングの周波数を192000Hzに設定しても、まだ処理に余裕がある場合は
882000Hzに設定すると、更にしっとりとした音になります。
画像では見えにくくなっていますが、「元の周波数の整数倍にアップサンプリング」のところにもチェックを入れます。
(整数倍にアップサンプリングすることによって、音質の劣化をある程度防げます。)





次に、リサンプリング(2)のタブを選びます。
画像のように設定をすれば一番の音質が得られますが、
パソコンのスペックによっては、処理が追いつかないことがあります。
ちなみにこの設定、AthlonII X4 620でCPU使用率約20%になります。

もしもお使いのパソコンで処理が追いつかない場合、リサンプリングフィルタのタップ長、
非整数倍リサンプリングフィルタのタップ数を減らしてください。



次はイコライザの精度と、
HSC(もともと録音されていない超高音域のデータを付加することで音をツヤのあるものにする機能)の設定をします。
バッファサイズはお好みで。(音質には関係ありません)
バッファサイズを小さくすると、再生ボタンを押してから再生が始まるまでの時間が短くなりますが、
音飛びが起こりやすくなります。


イコライザのタップ数の設定は、最大の65535がいいでしょう。
この設定は、再生中の負荷には関係がなく、再生開始時だけに影響するようです。


Hyper Sonic Creation(HSC)のモードは、Cにします。
Aモード、Bモードもありますが、どちらもキンキンと耳につく音に感じました。(これも主観です)




次は出力周波数の設定です。
当然、サウンドカード(PCで音を出すためのパーツ)が対応している周波数でないといけません。
多くのPCでは48000Hz、新たにサウンドカードを増設したPCには96000Hzが良いでしょう。
192000Hzまで対応しているサウンドカードでも、96000Hzまでにした方が音がいいように感じます。





続きます。

FrieveAudioの使い方について2