2013年12月4日水曜日

Ubuntuでの高音質再生環境

私がメインで使っていた音楽再生環境は
Windows8 + Audiogate v2.3.3でのASIO出力でしたが、
Ubuntu12.04 + aplayを使用すると、それをはるかに超える高音質再生が可能でした。

Ubuntuを起動したらCtrl + Alt + Tを押して、端末を起動し、
そこに「aplay -q」と入力してから再生したいwavファイルをドラッグ&ドロップすると、再生が始まります。

しかしこの手順、Windowsに慣れた私としては面倒だと思いましたので、
ファイルエクスプローラー上から直接再生できるようにしました。

以下、設定手順の解説です。

まず、Ubuntuのファイルエクスプローラーを開きます。
そこでCtrl + Hを押すと、隠しフォルダが表示されます。
/home/.local/share/applicationsとフォルダを辿ります。

次に、以下のファイルをダウンロードします。
aplay.desktop
このファイルを先ほどの/home/.local/share/applicationsフォルダに入れます。

最後に、再生したいwavファイルを右クリックし、プロパティを開きます。
「開き方」タブを選択し、「別のアプリケーションを表示する」を選択します。
「aplay」を選択し、「デフォルトに設定する」を選択します。

以上の手順を済ませると、以降はwavファイルをダブルクリックするだけでaplayを使用した高音質再生が可能になるはずです。
ただし、複数の曲を連続して再生したい場合は端末を使用した再生方法の方がいいかと思います。


また、
・Ubuntuのカーネルをlowlatencyカーネルに変更する
・Jackサーバーを使用する

ことでも高音質化できます。
こちらについてはたくさんの情報がありますので、
Webで検索してみてください。

2013年6月29日土曜日

【レビュー】SB-109 スピーカースタンド

SB-109 スピーカースタンドを購入しましたので、レビューします。

購入前のスピーカー設置環境は、

机の上にレンガを置き、その上に10円玉を4枚置き、その上にスピーカーを置く

というものでした。

スピーカースタンドを使うメリットは、左右のスピーカーの距離を広げられることかと思います。

これによって、より立体感のある音になりました。

また、FrieveAudioにて音場補正をする場合には、時間経過による補正結果のずれが
少なくなったように感じました。

これはスピーカーの前の物体が減ったことと、スピーカーをより強固に固定できるようになったために、
スピーカーの物理的なずれが減ったことによるのだと思われます。

音場を広くしたいとか、机の上のスペースを広く取りたいといった場合に、
こういった安価なスピーカースタンドは価格に見合った価値を持っていると思います。