2010年9月2日木曜日

Frieve AudioでASIO4ALLを使う

ASIOというのは、音質を下げる原因となるWindowsのカーネルミキサーという、 音量を調節したりエフェクトをかけたりするところをスルーして、 何も手を加えていない、音声信号を出力するために使います。
(本来はそういった処理を間に挟まないようにすることで、音の出力の要求が来てから出力が行われるまでの時間を短縮するためのもののようですが。)

ただしこのASIO、対応しているサウンドカードと対応していないサウンドカードがあります。
そして対応しているサウンドカードの数はあまり多くありません。 そこで登場するのが、一般に、 Generic ASIO Driver と、呼ばれている物です。
これがあれば、ASIO出力に対応していないサウンドカードでも、ASIO出力をすることができます。


それではやり方についての解説です。 
サウンドカードがASIOに対応している人は、下の点線からから次の点線まで読み飛ばしてもらって構いません。


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ここでは、一番有名で使いやすい、「ASIO4ALL」というソフトを使います。
他にも ASIOKS ASIO2KS AxASIO ASIOx などの類似ソフトがありますから、ASIO4ALLがうまく動作しなかったらお試し下さい。 

ASIOALL 

最新版をダウンロード、インストールして下さい。 インストールが終わりましたら、FrieveAudioを起動してください。
これからASIO4ALLの設定をします。 

タスクバー→設定→環境の設定で設定の画面を開き、
「ASIOドライバ」のタブを選択します。

ここで、ASIO4ALLをインストールしたPCでは、「使用するASIOドライバ」から、

「ASIO4ALL v2」 を選択します。


次に、ASIOコントロールパネルのボタンを押すと、新しいウィンドウが開きます。
よく分からなければ、「WDM Device List」を全部有効な状態に、(クリックすると変わります)
ASIOBufferSizeを最大に、他は画像のようにすれば良いでしょう。

更にこだわるならば、ASIOBufferSizeは小さい方が音質が上がるようなので、
プチプチとノイズが発生しない範囲で最小にしてください。
 

これでASIO出力の設定は終わりです。 
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サウンドカードにASIO出力があるPCをお持ちでしたら、使用するASIOドライバにサウンドカードのものを選んで下さい。 設定の画面を閉じて、再生ボタンを押せば、再生を始めることができます。

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