2010年9月2日木曜日

Prodigy7.1Hifi化

この記事は、Envy24系のサウンドカードを使っている人向けです。 それ以外のカードではできません。



まず利点、欠点について。

利点 
○ASIOがネイティブで使える 
○Directwireという、スピーカーから出た音をそのままマイクに入力する機能がある

欠点
○スリープからの復帰後に音が出なくなる(シャットダウンをしないといけません) 
○若干不安定になる 


次に仕組みについて。
サウンドカードの上にはEEPROMという、カードの情報を記録してあるところがあります。
例えばうちではSE-90PCIというサウンドカードを使っていますので、その情報が記録されています。
ここをProdigy7.1HifiのEEPROMに書き換えると、SE-90PCIをProdigy7.1Hifiとして使うことができるのです。 


それではやり方を。
用意する物は、フロッピーディスク又はUSBメモリでブート可能なマザーボードとUSBメモリです。

フロッピーディスクの場合は、OSからDOS起動ディスクを作って下さい

USBメモリの場合は、長くなりますので

http://orz.kakiko.com/kaeru/usbboot/dos_boot_usb_memory.html
ここを参考にしてください。 起動ディスクを作成したら、EEPROMを書き換えるのに必要なプログラムをコピーします。

http://doratomo.ddo.jp/tatsuya4131/eeprom.zip 

上のファイルを解凍して、USBメモリ又はフロッピーディスクにコピーしてください。

ここからはDOSの操作です。 

OSをシャットダウンしてから、先ほど作成したUSBメモリ又はフロッピーディスクを使ってDOSを起動します。

起動したら、 


cd /d X:\(USBメモリ又はフロッピーディスクのドライブ名)


と入力して、エンターを押します。

次に、

dir
と入力して、エンターを押し、USBメモリ又はフロッピーディスクのファイルを確認します。


eeprw.exe 


と入力してエンターを押します。


メニューから9番を選択します。 


eeprwa.exe
 


と入力してエンターを押します。 

処理が終わったら、USBメモリ又はフロッピーディスクを外して、再起動します。 

以上で書き換えは終わりです。 


Prodigy7.1Hifiのドライバを公式サイトからダウンロードして実行すれば、音が鳴るようになります。

0 件のコメント:

コメントを投稿