この記事は、Envy24系のサウンドカードを使っている人向けです。 それ以外のカードではできません。
まず利点、欠点について。
利点
○ASIOがネイティブで使える
○Directwireという、スピーカーから出た音をそのままマイクに入力する機能がある
欠点
○スリープからの復帰後に音が出なくなる(シャットダウンをしないといけません)
○若干不安定になる
次に仕組みについて。
サウンドカードの上にはEEPROMという、カードの情報を記録してあるところがあります。
例えばうちではSE-90PCIというサウンドカードを使っていますので、その情報が記録されています。
ここをProdigy7.1HifiのEEPROMに書き換えると、SE-90PCIをProdigy7.1Hifiとして使うことができるのです。
それではやり方を。
用意する物は、フロッピーディスク又はUSBメモリでブート可能なマザーボードとUSBメモリです。
フロッピーディスクの場合は、OSからDOS起動ディスクを作って下さい。
USBメモリの場合は、長くなりますので
http://orz.kakiko.com/kaeru/usbboot/dos_boot_usb_memory.html
ここを参考にしてください。 起動ディスクを作成したら、EEPROMを書き換えるのに必要なプログラムをコピーします。
http://doratomo.ddo.jp/tatsuya4131/eeprom.zip
上のファイルを解凍して、USBメモリ又はフロッピーディスクにコピーしてください。
ここからはDOSの操作です。
OSをシャットダウンしてから、先ほど作成したUSBメモリ又はフロッピーディスクを使ってDOSを起動します。
起動したら、
cd /d X:\(USBメモリ又はフロッピーディスクのドライブ名)
と入力して、エンターを押します。
次に、
dir
と入力して、エンターを押し、USBメモリ又はフロッピーディスクのファイルを確認します。
eeprw.exe
と入力してエンターを押します。
メニューから9番を選択します。
eeprwa.exe
と入力してエンターを押します。
処理が終わったら、USBメモリ又はフロッピーディスクを外して、再起動します。
以上で書き換えは終わりです。
Prodigy7.1Hifiのドライバを公式サイトからダウンロードして実行すれば、音が鳴るようになります。
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